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  トップページ > 業種のページ > 住宅リフォーム助成制度のページ > 全国商工新聞 第3069号4月22日付
 
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業種 建設土木
 

住宅リフォーム助成を創設・改善

住宅リフォーム緊急支援 店舗も対象に=長崎・大村市

 業者の仕事おこし、地域経済の活性化、そして住民も笑顔になる住宅リフォーム助成制度。民主商工会(民商)の働きかけによって、各地で創設、そして使い勝手の良い制度に改善されています。

 長崎県大村市は13年度の住宅リフォーム緊急支援事業について、対象を住宅の他、店舗(賃貸も含む)や2親等以内の親族が所有する住宅にも広げました。予算は3000万円。大村民商は、「使いやすくなった制度を活用し仕事に結び付けよう」と呼びかけています。
 大村市のリフォーム助成は11年4月、民商が繰り返し要望する中で実現したもので、20万円以上の工事に対し、工事費の10%(上限10万円)を助成します。増改築、補修、屋根のふき替えなど対象となる工事も幅広いものとなっています。
 13年度の事業では、リフォーム工事の対象を拡大。対象となる建物を住宅だけでなく、美容室、商店などの店舗(事務所を除く)にも拡充。さらに賃貸であっても所有者の承諾と所有者・申請者両方の納税証明があれば助成の対象となります。
 さらに昨年度までは「同居」が条件でしたが、今年度は2親等以内の親族が所有している住宅であれば、別居でも補助対象です。
 民商ではさっそく、対象が拡充されたリフォーム支援事業の内容をニュースで宣伝。会員からも問い合わせが相次ぎ「制度を活用し、業者の仕事おこしに結び付けよう」と呼びかけています。
 昨年度のリフォーム助成の補助決定は582件。補助額約4500万円に対し、工事総額は約7億円で、経済効果は15・6倍。地域経済の活性化に大きな影響を与えています。

住宅リフォーム補助創設 千曲民商の要望実る=長野・坂城町

 長野県坂城町は1日、「住宅リフォーム補助事業」を創設、5月9日から受け付けを開始します。長野・千曲民商が繰り返し要望してきたもので、業者から「この制度を町の活性化につなげたい」と期待の声が寄せられています。
 同制度は、町経済の活性化のための緊急対策として行われるもの。個人住宅、店舗併用住宅をリフォーム(20万円以上)する場合、工事費の20%(上限10万円)を補助します。対象工事は増・改築、補修、屋根・外壁の改修、床・畳・天井材などの張り替え工事など、幅広いものとなっています。
 5月9日から受け付け開始。予算は300万円で先着順で助成します。
 坂城町は自動車産業を中心とした個人経営の工場町で、その技術が全国から注目されましたが、長引く不況で、経済は疲弊しています。
 日本共産党の町議でもある大森茂彦民商副会長が04年の議会で初めてリフォーム助成の創設を要求しました。民商も町長や町議会へも要望を繰り返し行い、実現を求めてきました。
 民商では「この制度を活用し、業者の仕事おこしと町の活性化につなげていきたい」としています。

全国商工新聞(2013年4月29日付)
 
   

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