住宅リフォーム助成 予算1億円追加=岩手・宮古
岩手県宮古市は9月議会で「宮古市住宅リフォーム促進事業補助金」の1億円(1000件)追加を提案、10月8日の議会最終日に確認されました。これで総額3500件、3億5000万円の規模となりました。
同制度は、申し込み件数2211件、工事高で10億円余(10月13日現在)。現在も1日平均10件以上の申し込みが続いています。「このままでは11月には2500件を超える」として、1000件の追加提案となったものです。
宮古市の世帯総数は2万4375世帯。3500件の予算を使いきれば、7世帯に1世帯がリフォームを行う結果になります。
「景気対策」としての「宮古型住宅リフォーム」は各地で大きな話題に。全商連も加わる国民大運動実行委が10月13、14の両日、田野畑村、岩和泉町などに対して行った自治体キャラバン行動でも、早期実施を求める要請に「前向きな検討」を約束する自治体が生まれています。
宮古市では山口公正副市長から「1億円追加しましたから頑張って使い切ってください」と激励される場面もありました。
宮古民商では、12月議会に向け、今年度限りとなっているリフォーム補助事業の延長を求め、業界団体との共同要請行動、懇談会、請願署名など運動を強め、市民や業者に呼びかけるとともに、リフォーム需要の創出、業者の営業の喚起を図っていくことにしています。
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