住宅リフォーム助成創設・地域材の利用に補助=岡山・津山
岡山県津山市は、6月議会で地域材を利用した住宅リフォームに補助を行う「地域材利用住宅リフォーム補助事業」を決定、8月から受け付けを開始します。県内では真庭市に次ぐもの。
津山民主商工会(民商)は5月中旬、宮地昭範市長に「真庭市では補正も組まれるほど盛況。津山でもぜひ実施を」と申し入れていました。
同事業は市内の林業の振興と地域経済の活性化を図るのが目的で、予算は500万円。10年度限りの事業で、市内の業者に発注し、地域材の材料費が10万円以上であることが条件です。
20万円未満の場合5万円、20万〜30万円の場合10万円、30万以上の場合15万円を限度に補助します。
津山市では市町村合併以前に短期間運用された実績があり、6月議会でも数人の議員が質問。民商相談役でもある日本共産党の久永良一議員は「地域経済を活性化するもので、地元業者にとって大きな励みになる」と制度の創設を要望していました。
担当課長から「20倍以上の経済効果がある」との答弁を引き出していました。
申し込みは津山市森林課(市役所4階)か各支所で行います。
民商では「しっかりと営業して受注しよう」と呼びかけるとともに、「追加予算・補正予算」を求めて申し入れを行うことにしています。
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