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住宅リフォーム補助制度が復活=彦根市
補助率、額ともに拡充
滋賀県彦根市はこのほど、住宅リフォーム補助制度を3年ぶりに復活しました。2月12日から3月31日までに着手し、来年3月31日までに完了する工事が対象です(申し込みは2月2日まで)。彦根民主商工会(民商)などが申し入れていたもので、市民や業者から喜ばれています。
復活した制度は拡充され、補助率を工事費の20%(以前は10%)、20万円を限度(以前は10万円)となりました。市商工課は「以前は雇用対策で実施したが、今般の厳しい経済情勢の下、行政として何ができるかと議論。民商など複数から復活の要望があったことが、決定の追い風になった」と述べています。
Sさん=屋根工事=は「前回は屋根のふき替えなどの受注があった。今回の20%、20万円の補助は魅力的でお客さんに説明しやすい」「屋根工事と合わせ、室内改造などの仕事も見込める」と期待しています。また、申請手続きについて「お客さんにとっては手間がかかるなど難しいところがあり、業者が手助けした方が良い」と話していました。しかし、この制度は補正予算で対応したため予算額が200万円と少額で、申請しても外れる可能性があります。市商工課は「平成21年度予算は前回と同じ2000万円を要望するが、状況を見て補正などで対応したい」と述べています。
民商では、彦根市の補助金は現金給付のため、経済効果の高い地域商品券を発行するなどより効果的な制度に改善を求めていくことにしています。
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