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ガソリン高騰に負けない!これが私の燃費向上術
走行距離1リットル20キロに改善も
「これが私の燃費向上術」‐。休日になると、もっぱらバイクや車で長距離運転。修理もお手の物という石川・小松民主商工会の会員が「車やバイクに乗る人たちに少しでも役に立てば」と燃費向上術を考えました。民商ニュース「まいど」にも紹介され、実践した会員から「燃費が15キロメートル/リットルから20キロメートル/リットルに伸びた」との声が寄せられています。
■日常メンテナンス編■
タイヤ空気圧を適正に
空気圧が低いとタイヤの減りも大きく燃費が悪くなります。逆に空気圧が高すぎるとブレーキが効かない、雨天時のスリップ誘発、乗り心地の悪化などがあります。
ガソリンスタンド(GS)などでチェックしてみてはどうですか。「こんなに転がるんだ」と感じられます。
古いエンジンオイルは交換
いろいろな種類がありますが、基本メーカー指定値&純正でよいでしょう。NA車(自然吸気エンジン)もTURBO車も5000キロメートルを一つの基準に交換してみてはどうでしょうか。
オイルの性能よりも定期的な交換の方が良い結果が出ると思います。車検から車検まで無交換なんて言わないで思い切って交換しましょう。
バッテリーの充電
バッテリーは上がるまで、ほったらかしという人が大半だと思います。しかし、バッテリーは人間でいう心臓部なのです。ここを適正に保つことは大変重要です。ましてここ10年で車の電装化は恐ろしく進んでいますから、電源こそが生命線です。ナビ、オーディオ、ライト、エアコン。この4点セットを稼働させればバッテリーにかかる負荷は相当です。電圧が安定しているバッテリーだと加速が違いますから、それだけ燃焼効率に一役買っているということです。
ホームセンターなどで充電器が手に入ります。初期投資は7000円くらい。バッテリーの寿命を延ばすことを考えれば元は楽に取れます。「休肝日」ならぬ「充電日」も作るのも大切です。
スパークプラグの交換
一般ユーザーにはあまりなじみのないスパークプラグですが、VXプラチナプラグ、イリジウムプラグというワンランク上のプラグを使うことで、エンジン低回転域から効率よく発火させることが狙えます。
また、寒冷時エンジン始動性向上などのメリットもあります。1本2000円程度ですので、交換してみるのもよいでしょう。
■運転テクニック編■
スムーズ走行が大事
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先を見てゆとりを持った運転を |
基本は急発進・急停車の防止に尽きるのですが、ここでは一歩踏み込んだテクニックについてまとめます。ポイントは二つです。
一つは、信号は二つ先まで見ることです。
よく目先の信号を黄点灯で急加速する人がいますが、たいてい次の信号も連動して赤になっているものです。目先の信号を突破しても、次の信号で止まってしまえば、急加速分は無駄に終わってしまいます。このパターンが2回、3回と続けば燃費の悪化は歴然です。
二つは、通勤コースを把握すること。イライラ焦る気持ちを抑えることです。例えば、合流のある付近は右側車線を優先的に走る。交差点付近は右折車両で封鎖されていることが多いので、左側車線を優先的に走る。うっぷんばらしでバイパスは飛ばしすぎない。
このような感じで通勤コースを把握することで、いかにスムーズに走れるか、パターンを組み立てます。車のスペック&過度の自信に任せて危険行為ギリギリの走りをしても、結局5分の短縮にしかならないものです。
それなら10分早めに出勤した方が、気分的にも燃費的にも、焦ることなくエコ通勤ができますよ。
■軽量化のウラワザ編■
車が重いと燃料悪化
ガソリンは半分しか入れない。満タン時と半分時では子ども1人分軽いという話もあります。
軽自動車では、いくら低燃費とうたっても、搭乗人数や余計物を積めば明らかに燃費が落ちるのです。家族4人で高燃費は求めず、フルタイム4WD車はできるだけ避けましょう。
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