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  トップページ > 原油・原材料の高騰問題と対策のページ > 全国商工新聞 第2840号 7月28日付
 
原油・原材料の高騰問題と対策のページ
 

原油高騰対策の融資実現
「返済期間10年助かる」

 京都府・京都市が4月1日に創設した「原油価格高騰対策等特別支援制度」(注)の活用が増え、6月までで1129件252億円に達しています。
 中京民主商工会(民商)のKさんは3日、150万円の融資が実現。原油の値上げとともに、コーヒー豆は2回値上げになり、3割アップ。パン、バター、食用油などの材料も続々と値上がり。とてもやっていけなくなり、運転資金に困っていました。
 常連客が多い近くの会社の人員が減ったのも痛手でした。
 Kさんは窓口となる銀行に「この制度を使いたい」と要求。銀行も応えてくれることになり、保証協会から求められた3年分の収支内訳書を提出、無事融資が実行されました。
 Kさんは「返済期間が10年あるので月々の返済額も少なくて助かる」と喜んでいます。
 
(注)対象=原油・原材料価格高騰等の影響で業況が悪化している人、特定安定支援協議会の指導を受けて経営の安定回復を図ろうとする人、内容=府・市の中小企業融資制度の融資期間を長期とする特例措置。5年〜7年の返済期間をすべて10年以内とする。
   
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