熊本地震 民商と県連が救援活動
支援物資を届け要求聞き取り
激しい地震に襲われた熊本県。16〜17日、益城町などで会員の被災実態や要望を聞いて回った熊本県連・民商の取り組みを写真で紹介します。
街中の家が次々崩壊
激しい揺れに襲われ、相次いで倒壊した益城町の家々
家の形がなくなる
家の形がなくなるほどつぶれた会員の家も
支援求めて
避難所の一つとなっている益城町保険福祉センター。職員の足元にまで被災者が迫る。各地の避難所では水や食料の不足が問題になっている。
会員宅を訪ね
暮らし・営業支援の制度を紹介したチラシを届ける熊本民商の事務局員。留守宅には一言添えて、車のワイパーに挟む
民商に対策本部
熊本県連と県内民商の役員、事務局員が集まって16日、熊本民商内に「熊本地震対策本部」を設置。被災者から被災状況や要求を聞き取り、全国の民商に支援を呼び掛けるとともに、県や自治体に対し暮らし・経営支援の施策を求めていくことを確認
商売の早期再建めざす
3代目となる「甲斐豆腐店」の甲斐逸郎さんと佳子さん夫妻。幼稚園、小学校、中学校、病院、老人施設などに豆腐を提供。熊本市南区城南町唯一の豆腐店。地震でボイラーなどが転倒し、工場も大きな被害が。宇城民商の釘崎朋子事務局長(右端)が甲斐夫妻を激励した
家がつぶれ、ハウスに避難した会員の西本嗣人さん、みやさん夫妻。寝るのは車の中。米、大豆、麦などをつくっているが、「今年の田植えはあきらめました。見通しが立たない」と語る
▼義援金送付先
熊本県商工団体連合会(県連)への義援金送付先は次の通り。
ゆうちょ銀行 店名 七一八 店番 718 普通預金
口座番号 2045818
口座名義 熊商連(クマシヨウレン)
全国商工新聞(2016年4月25日付) |