全商連トップページ
中小施策 税金 国保・年金 金融 経営 業種 地域 平和・民主 教育・文化 県連・民商 検索
 全商連とは活動方針・決議署名宣伝資料調査婦人部青年部共済会商工研究所発行案内入会申込リンク
  トップページ > 震災情報のページ > 全国商工新聞 第3113号3月31日付
相談は民商へ
 
 
 

原発再稼働も輸出もダメ 各地で協同行動大きく

 原発ゼロをめざし共同行動するノーニュークスウイーク(8〜15日)などの取り組みが、全国各地で行われました。民主商工会(民商)や県商工団体連合会(県連)も参加し、「原発の再稼働も輸出も許さない」「消費税増税中止」など諸要求の実現を安倍政権に迫りました。

“即時ゼロを”7000人がライブや展示でアピール=大阪

Photo
大阪市内をドラムをたたいて行進する大商連の参加者

 大阪商工団体連合会(大商連)も参加する「さよなら原発関西行動」が9日、大阪市内で行われ、7000人が集まりました。
 大商連のデモ隊はドラムやかねを鳴らしながらにぎやかに「原発反対! 再稼働反対!」をコール。子どもたちも参加し、替え歌を歌いながら行き交う車や沿道の人たちにアピールをしました。
 この日は朝から特別講演や写真パネル展示、制服向上委員会のライブ、和太鼓演奏など多彩な催しが行われました。
 集会では各団体の代表や個人がスピーチ。「原発再稼働は許さない」などの声を上げました。
 京都大学原子炉実験所助教の小出裕章さんが「福島第1原発事故では放射能の被害によって、琵琶湖の1・5倍にあたる地域が無人になっている。その周囲も本来であれば管理区域にしなければならない危険な地域が広がっている」と放射能被害の深刻さを指摘。参加者は「原発は即時ゼロ」の思いを強くしました。
 集会後は三つのコースに分かれて市内をデモ行進しました。

増税勢力追い込もう 県連会長が決意表明=茨城

 「安倍政権の暴走をみんなの力でストップ! 県民要求実現3・16茨城大集会」が16日、水戸市内で開かれ、県内各地から500人が参加しました。県内の民商会員も集いました。
主催は、茨城県連も参加する同集会実行委員会です。
消費税廃止のちょうちんやプラカード、「東海第2原発は廃炉に」「年金下げるな」「秘密保護法は廃止!」などののぼり旗が春風にはためきました。
民商の参加者は、開幕のドラム隊で太鼓やかねを打ち鳴らし、ブルーの法被姿で会場内に元気を届けました。
特別講演では、東京都知事選候補としてたたかった宇都宮健児弁護士が登壇しました。
知事選を振り返りながら、反貧困や原発再稼働阻止などの要求運動を継続していく大切さを強調。「一人ひとりは微力だが無力ではない。微力をつなげて安倍政権をストップさせよう」と呼びかけました。
各団体アピールで松澤博県連会長は「消費税の増税は、今でも納税に苦しんでいる中小業者にとどめを刺すもの。大企業には大盤振る舞いの税制の矛盾を暴き、みんなで増税勢力を追い込みましょう」と決意表明で訴えました。
集会後に水戸市内のメーンストリートをドラム隊を先頭にパレード。東京電力水戸支社前では、「再稼働反対」の声もひときわ大きくなりました。
参加した土浦民商土浦支部長=葬祭=は「みんなでひとつになって目抜き通りをデモ行進できたことが良かった。会場で他の地域の『同志』と交流し、仲間意識が深まった」と話しました。

県庁包囲で訴え 1300人が参加=青森

 「さよなら原発・核燃 3・11青森集会」が9日、青森市内で開かれ1300人が集いました。青森県庁を包囲して「核燃・原発ゼロ」を高らかに訴えました。青森民商からも7人が参加しました。
詩人のアーサー・ビナードさんやルポライターの鎌田慧さんも参加。デモ行進では、着ぐるみや打楽器を持った参加者たちがにぎやかにアピールし、青森県連の山崎栄作会長も自前のゼッケンで「原発ゼロ」を訴えました。

関電前で声上げ ブースも出展=滋賀

 「原発のない社会へ 2014びわこ集会」が9日、大津市内で開かれ、1000人が参加して大成功に終わりました。
市生涯学習センターでは、原発を扱ったドキュメンタリー映画の上映や資料が展示され、多数の人たちが来場しました。
膳所公園では、ライブ演奏をはじめ、23区画で「こだわりマーケット」が開かれました。太陽光エネルギー・ブースでは、滋賀県連の有志が発電の仕組みや将来性を来場者に説明しました。
集会では、北陸電力志賀原発2号機の運転差し止め判決を出した元金沢地裁裁判長の井戸謙一弁護士が基調講演。県避難者の会の佐藤勝十志副代表が連帯メッセージを述べました。
膳所公園から大津パルコまでのデモ行進では「再稼働やめて」「原発輸出はとんでもない」「フクシマを忘れない」などとシュプレヒコールしました。関西電力滋賀営業所の前では「関電は原発から手を引け」と迫りました。
沿道や車からも手を振る市民、ほほ笑む市民も目立ちました。

全国商工新聞(2014年3月31日付)
 
   

相談は民商へ
ページの先頭