宮城県連へ支援物資=千葉・成田
成田民商の三浦副会長(右)を出迎えた伊藤宮城県連会長
被災者に一刻も早く支援物資を―。千葉・成田民主商工会(民商)の三浦富士夫副会長と日本共産党の右山正美・八街市議は3月19日、トラックいっぱいの支援物資を積んで宮城県商工団体連合会(県連)に駆けつけました。出迎えた伊藤貞夫県連会長は三浦副会長の手をガッチリ握り「ありがとうございました。さっそく被災地に物資を届けます」と答えました。
三浦副会長らは岩手県出身。同級生や知人も多数被災し、震災報道を見て「いてもたってもいられない」と、まず宮城県に応援に入ったものです。
積み込んだ支援物資は衣類、皮コート、セーター、毛布、布団、タオル、靴下、防寒着、肌着、下着、紙おむつ、生理用品、ティッシユ、トイレットペーパー、消毒用石けん、洗濯洗剤、マスク、お米、天然水、お茶、ドリンク、軍手、使い捨てカイロ、箸、缶詰、インスタント食品など、避難所で待たれているものばかり。成田民商の会員36人が寄せてくれたものです。
支援物資は、直ちに仙台民商、気仙沼民商、石巻民商の被災者に届ける体制をとり、それぞれ出発しました。
宮城県内の被災地はテレビ等で報道されている以上の前代未聞の被害で、安否確認も遅々として進まない状況です。県連は「被災者に心を寄せ、安否確認と生活支援に全力を挙げています。全国からの支援を引き続きお願いします」と話しています。
全国商工新聞(2011年4月4日付)
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