全国商工新聞 第3335号11月5日付
上越民商が毎月開いているパソコン記帳会
新潟・上越民主商工会(民商)が毎月開いているパソコン記帳会は「みんなで相談したり、分からないところを聞いたりできるから自主計算・自主申告がバッチリ」と好評です。
10月16日の記帳会には5人が参加。石黒優子さん=土木=は、パソコンに不具合が発生しましたが、「こうやって…ああやって」と教えてもらいながらトラブルを解消。「自宅だったら入力作業がその場でストップするけれど、ここならみんなに聞けるので助かる」と笑顔を見せて入力を続けました。
小林恵美子さん=設備=は仕入代金を銀行で送金した際の仕訳で、「仕入れ」と「手数料」の科目を発生させていたところ、「自分で手数料を負担してないのだから、手数料の科目はいらないんじゃないの?」と指摘され、「え~、今までずっとそうしてきたー」と間違いが発見できて「教えてもらって良かった」と実力がワンランクアップしました。
小林文恵さん=飲食=は「複数税率になると事務が大変になるのよ」と頭を抱えていました。
パソコン記帳会は10年以上前から開いているものです。12月に決算振り替え学習を行い、年が明けてから仕訳を起こし、所得金額が確定したら班や支部で集まって一人ひとりが申告書を作成しています。