全国商工新聞 第3389号2019年12月9日付
子どもたちが集まったピカピカ泥団子のコーナー
愛媛・宇摩民主商工会は11月10日、四国中央市の川之江青果市場で2年に1度の「第12回うまみんフェスタ」を開催しました。民商をアピールし、地域の中小業者の活性化をめざしたもので、四国中央市、愛媛新聞社、四国中央テレビが後援。史上最高の1800人が訪れ、ステージイベントや出店などを楽しみました。
大人も子どもも熱中したフィナーレの餅投げ
オープニングでは、地元の「チンドン契川一座」が演奏を披露し、会場を練り歩きました。四国中央市公式キャラクターの「しこちゅ~」のダンスも子どもたちに大人気。用意した風船200個が全部なくなりました。
会場の手拍子に包まれたうたごえサークル「ふれあい」には、民商会員や事務局員も参加。ステージでは、ほかにもこま回しや卵のつかみ取り大会など、さまざまなイベントが行われ、フィナーレのお菓子投げ・餅投げでは、大人も子どもも熱中していました。
会場には、食べたり、遊んだり、買い物したりできる24の出店が並びました。一番人気は、民商会員が丹精込めて育てた豚肉の焼き豚です。青年部とともに会員自ら炭火でジューシーに焼き上げました。婦人部のリサイクルバザーは、「安値で掘り出し品が見つかる」とたくさんの人出がありました。
今回初出店したのは、左官業で使う建材を使って、色とりどり、つるつるの泥団子を作る「ピカピカ泥団子」。定員いっぱいの子どもたちが集まりました。県内各民商も、唐揚げとヨーヨー釣り(新居浜)、くじ引き(周桑)、今治タオル(今治)を出店し、盛り上げました。
開催に向け、支部ごとに会員訪問をして前売り券を販売するなど、役員中心に3カ月かけて準備をし、当日もスタッフとして50人が協力。宣伝にも力を入れ、愛媛新聞の紙面に告知を出し、地元ケーブルテレビでCMを放送。当日は取材もしていました。多くの市民が前売り券を求め事務所に来所し、地域に密着したことも実感しました。