全国商工新聞 第3333号10月22日付
天候に恵まれ200人を超える参加者でにぎわった「室蘭民商まつり」
中央ステージでは太鼓の力強い演奏で盛り上がりました
北海道・室蘭民主商工会(民商)は9月23日、7回目となる「民商まつり」を室蘭市内の公園で開催、地域の市民も含め、200人を超える参加者でにぎわいました。
河波芳治実行委員長(民商常任理事)が「天気にも恵まれました。まつりを楽しんでください」とあいさつしスタート。人気の「野菜コーナー」は早速、人だかり。新鮮な野菜を購入する市民が相次ぎました。
出足が悪かった飲食部門も午前11時ごろには盛況となり、かき氷を出店した青年部の遠藤良太副部長は「天気に恵まれ、売り上げが好調」と安心顔。豚汁を出店した婦人部からは「天気が良すぎて、なかなかさばけない」と、ちょっぴり恨み節が…。
中央ステージでは、苫小牧で演奏活動しているChie(チエ)さんがアコースティックギターの弾き語りライブ。後半は、和太鼓グループ「青嵐」が力強い演奏で会場を盛り上げました。
恒例の「ニンジンもってけ市」では、約1トンが、あっという間になくなりました。
まつりの最後を締めくくったのは「餅まき」。子どもの部では、スマホで写真をとる親の姿が多く、いろんな世代で楽しんでもらいました。大人の部では、まかれる餅に大人たちが殺到して白熱のたたかいに。「餅まきって久しぶり、楽しいね」と年配者にも笑顔が広がりました。
民商では、地域を元気にする「まつり」をと、6月の総会で「民商まつり」の開催を決定。伊達市、洞爺湖町の農家の協力もいただき、民商も協賛広告、看板設置、事前の準備など多くの会員が協力してまつりを迎えることができました。