元気な民商をアピール
地域の住民に喜ばれ

全国商工新聞 第3328号9月17日付

 長野県内の民主商工会(民商)では、地域の子どもや住民が参加できる「まつり」や「商工フェア」を開催しています。多彩な企画で中小業者の姿や民商をアピールし、住民から「次回も楽しみ」と喜ばれています。

子どもの笑顔あふれ 上伊那民商第6回商工フェア

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上伊那民商の商工フェアのオープニングは親子での餅つき大会

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中小業者の仕事を身近に感じられる体験コーナーが大人気。チェーンソーの迫力に喜ぶ子どもも

 上伊那民商は8月19日、「第6回商工フェア-これが私の生きる道」を伊那市内で開催し、市民約1000人が参加。買い物や職業体験、ゲームなど多彩な企画を楽しみました。好天に恵まれ、婦人部、青年部、役員、会員が運営や準備に大活躍しました。
 オープニングは、親子での餅つき大会。にぎやかについた後はみんなでおいしく食べました。
 屋外広場では、パン、焼きそば、豚汁、ジュース、農産物など、民商会員自慢の逸品の販売に人だかりが。塗り壁、丸太切り、手形作り、消しゴムはんこ作りなどの体験コーナーは、子どもに大盛況でした。射的、手作り木工教室、料理教室、茶道教室や原爆パネル展、医療生協の健康チエックも行いました。
 青年部員の企画「仕事のかたち展」では、喫茶店、左官、リフレクソロジー、大工、パン店、農業などさまざな業種の業者青年が、仕事の様子を紹介。木こりの部員は作業の様子を動画で伝えるなど、15人が事業所の写真や道具などをコメント付きで展示しました。生き生きとした青年業者の姿や思いが伝わると好評でした。
 ユニークだったのは、「野菜の重さクイズ」。池上友季子青年部長=農業=が育てたスイカの重さ当てクイズには43人が参加しました。
 計量結果は堂々の10.3キロで、誤差0.1キロまで近づいた回答者含む3人が景品をゲット。2回目はメロン2個とかぼちゃ1個という変則重量でしたが、何とピタリ賞の人が現れ、見事メロンをもらって帰りました。最後には豪華景品が当たる抽選会で大きく盛り上がりました。
 上伊那地域の8市町村と8教育委員会から後援を受け、郡内のすべての小中学校にチラシを配布したため、子連れの参加も多く、「こんな体験はなかなかできないので良かった。これからもぜひやってほしいですね」と笑顔で話していました。
 青年部員の池上達也実行委員長=学習塾=は「地域の人に認知され、愛される祭りになっている。さらに商売をアピールし、業者の知恵と工夫をご覧いただき、これから日本を背負っていく児童、学生の皆さんに将来の選択肢を広げてもらえたら」と思いを語っていました。

猛暑を吹き飛ばそう 浅間民商 民商まつりが盛況

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卵のつかみ取りも盛り上がった浅間民商の民商夏まつり

 浅間民商は8月4日、第22回浅間民商夏まつりを小諸市内の浅間民商事務所前で開催しました(浅間民商と同まつり実行委員会が主催)。気温35度を超える猛暑の中にもかかわらず、100人を超える市民らが参加し、暑さを吹き飛ばすまつりとなりました。
 この日、朝8時から30人の実行委員が集まり、テント張り、会場づくり、食べ物・飲み物の用意などに大奮闘。正午開会でしたが、11時30分にはお客さんが続々と集合してきました。
 山浦幸夫実行委員長(浅間民商副会長)が「まつりを楽しんで、その熱気で猛暑をはね返しましょう」とあいさつし、にぎやかにスタートしました。
 用意した焼き鳥300本、焼きそば40食、ラーメン30食、唐揚げ、フライドポテトは午後2時半には売り切れ状態。子ども向け企画では、お菓子の詰め放題、おもちゃ射的・輪投げ、かき氷も大人気でした。卵のつかみ取りでは、過去最高の18個をつかむ参加者も現れ、新記録を達成しました。
 翌日が長野県知事選挙の投票日ということもあって日本共産党の藤岡義英県議が駆けつけ、「安倍政権言いなりの阿部県政ではなく、消費税増税中止や憲法9条を守り、県民の立場に立つ候補者に知事になってもらいたい」とあいさつしました。
 恒例の産地果物が当たる抽選会も大好評で、参加者は「来年も楽しみ」と大満足でした。

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