全国商工新聞 第3334号10月29日付
11月上旬の提出をめざし、みんなで教え合いながら申請書を記入した福山民商の「グループ補助金申請学習会」
広島・福山民主商工会(民商)は9月28日、西日本豪雨で被害を受けた会員を対象に「グループ補助金申請学習会」を開催し、5人の会員が参加しました。学習会は21日に続いて2回目です。
前回の学習会ではグループ補助金の基本を学習した上で申請書を持ち帰り、名前などの必要事項を記入。今回の学習会では、復興事業計画まで記入しました。
2トン車3台とローンが残っているワゴン車が被害にあったFさん=運送=は「従業員と協力して再建を進めている。なんとしても補助金を受けて、経営を立て直したい」と復興事業計画書を記入し持参しました。
Mさん=土木工事=は「作業場の土砂が山に流れ、倉庫の基礎部分もえぐれていた。自分で土を入れて、崩れた山を整地し、コンクリートで固めた」と、被害の状況やかかった費用を記入しました。
民商ではさらに被害状況をみんなで出し合い、教え合いながら申請書を作成し、個別に精査した上で、11月上旬には提出することにしています。