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トップページ > 金融のページ > 融資制度 > 全国商工新聞 第2870号 3月9日付

 
金融 融資制度
 

困難を乗り越えて融資を獲得した全国の実例集

 「融資を実現させるためには、商工新聞を見せるのが一番」との声が各地から寄せられています。さまざまな困難を突破して融資を獲得した事例を紹介します。銀行や保証協会に示して融資要求を実現させましょう。

●税金滞納、差し押さえ、売上減少、家賃の未納などを突破した事例
新潟(十日町) 消費税の滞納があったが、市から認定をもらった。塩沢信組・北越銀行に申し込んだが、メーンバンクに申し込むように言われ、大光銀行に融資を申し込んだところ、600万円の借り換え融資が実現し、材料・外注先の支払いができた。消費税は分割で支払う。
埼玉(川口) 400万円の税金の滞納があったが、政策金融公庫で、保証人を付けて700万円の融資が実現できた。
埼玉(飯能) 源泉税100万円、消費税100万円の滞納者が、1000万円の融資を実現した。
新潟(新潟) 税金や家賃の返済が遅れ始めたレコード販売業者が、緊急保証を活用して400万円の融資を受けた。
新潟(新潟) 昨年2月開業の飲食業者が、政策金融公庫や銀行に融資を申し込むと、「開店してこの売上減では」と断られた。緊急保証を申し込み、売上減の要因と解決策を検討し、経営計画を提出して融資が実行された。
京都(福知山) 中古車販売業者が一昨年、国民生活金融公庫に運転資金を申し込んだが、市役所が国保料滞納を理由に自宅を差し押さえしていたため不調に終わった。昨年秋、緊急保証の認定を受け、各種帳簿類や資金繰り予定表、試算表を従業員と徹夜で作成し、中兵庫信用金庫で12月に融資が実現した。
広島(三次) 2口の借り入れ残高が750万円あった電気工事業者が月々19万円を返済していた。保証人4人と担保をつけ、金利4%以上を支払っていた。800万円を借り入れ、750万円を返済、50万円を運転資金にした。10年返済で月の返済額は7万円になり、保証人もなくなった。03年度以前の税金滞納が300万円近くあり、市役所は当初、執行停止中で完納証明を出せないと言っていたが、04年度以降は支払っているので、現在の納税証明を発行させた。

●条件変更中、返済の遅れ、整理回収機構に送られても融資実現
東京(雪谷) 親が個人住宅ローンの返済を条件変更した建設業者(法人)が大田区の3年無利子融資を申し込んだが、これ以上は無理と信金から断られた。別の信金は借り入れの返済中であったが、あらためて緊急保証の認定をとり、借りられた。事業の見通し(仕事の受注についてしつこく聞かれた)を粘り強く説明した。ほかにも同様の事例があり、大田区の無利子融資を借られた。
京都(上京) 4カ月前に一般融資制度の借り換え制度を利用して3本ある借入金のうち1本を借り換え、運転資金として200万円を確保。その後、さらに売り上げが減少したため、条件変更をして毎月の返済額を減額した。今回、緊急保証の業種指定が広がったことから原油高騰対策等特別支援制度(京都府制度融資)に申し込み、3本を1本にまとめ、10年返済にして運転資金もさらに確保。月々の返済が20万円から10万円に減額された。
埼玉(熊谷) 月々50万円を返済し、6カ月間銀行への返済が滞っていた。保証協会に何度も足を運び、少し減額されたものの緊急保証を活用して2800万円の融資が実行された。
東京(墨田) 整理回収機構に債権譲渡された会員が緊急保証の認定をとり、信金独自の枠で、債権を一本化して融資が実行された。
愛知(南) 税金を滞納し、借り入れの条件変更中だったが、銀行へ直接相談に行き、OKになった。税金滞納で渋っていたが、商工新聞を見せて交渉すると態度が変わり、融資が実現できた。
広島(広島) 証書貸付はすべて条件通りに返済し、手形貸付を条件変更中(期日のジャンプ)であった。緊急保証を申し込むと、保証協会は手形貸付は返済せよの一点張りだった。銀行に相談したところ、プロパーの貸し付けで手形貸付分を返済することができた。その後、緊急保証を活用して、既存の証書貸付+手形貸付+新規上乗せ分の融資400万円の借り入れが実現した。

●代位弁済、任意整理、自己破産、多重債務でも融資実現
広島(福山) 保証内諾後、銀行が融資を拒否。クレジットの信用情報に載っていることを理由にしていることが判明。事故ではなく任意整理であることを証明し、融資を実行させる。
広島(三次) ノンバンクから借り入れがあった表具店が保証協会に計画性を問われたが、創業60年以上、売り上げが上昇している事を示し、銀行にも説得させて380万円の融資を実行させた(7年返済)→市税滞納有(分納中)
山口(下関) 多重債務者が、粘り強く熱意をもって商売を語り、計画表などの資料を自ら用意して銀行と保証協会の両方と交渉し、満額の500万円の融資を勝ち取った。
大分(大分) 法人設立後、2年連続で500〜600万円の赤字経営と合わせて個人名義の高利借り入れが複数あった。銀行に相談に行っても、枠がいっぱいと断られた。民商の仲間と一緒に保証協会に行き、個人の高利借り入れもオープンにし、経営改善計画や会社案内パンフ、受注状況を示しながら経営改善の具体策を協会職員と検討した。既存の借り入れを一本化するための1200万円と運転資金800万円が実行され、高利借り入れもほぼ解決した。
長崎(長崎) 4年前に自己破産し、2年前に開業した。100万円の運転資金を申し込み、長崎県緊急資金が受けられた。保証協会の残債務はなかった。無理かもしれないと半ばあきらめていたが、融資が実行され、本人は喜んでいる。
長崎(長崎) 新会員(建設)で過去に個人で事業をやっていたときに倒産し、そのことで銀行の借り入れができなかった。3年前に法人化したが、資金繰りがうまくいかず、12月に民商に相談。政策公庫に緊急融資を申し込み、事業計画の資料を提出し、銀行を説得。緊急融資と政策公庫両方の融資が受けられ、民商への確信を深めた。

●赤字、無申告、対象業種以外、高齢などでも柔軟に対応し、資金獲得
埼玉(越谷) 法人成後、3期連続の赤字だったが、3次下請けから1次下請けになったことを話し、発注書を出して新規上乗せ分を含め、希望どおり2000万円の融資が実行され、既存の借り入れを一本化できた。
京都(北) 無申告者が融資を申し込んだ。1件は通帳の振り込みの実績を確認させて、300万円の融資が実行された。もう1件は3年分の申告が条件と言われたが、1年分の申告で申し込みが受け付けられた。
京都(宇治) 政策公庫に融資を断られた21歳の業者青年が、2年間の事業実績と新たな得意先との契約を示しながら、運転資金の必要性を話し、300万円全額の融資が実行された。
広島(福山) 認定を受けたが保証協会で緊急保証の対象業種でないことを指摘され、すぐに他の制度融資に切り替え、申し込む。既存の借り入れの責任共有部分も上乗せして追加融資が実行された。
大阪(堺北) スナックの経営者が「何としても認定がもらいたい」と堺市役所に行ったところ、窓口では、スナックは「指定業種ではない」と説明された。そこで、スナックでも利用できる≠ニの中小企業庁の見解などのコピーを提示すると「わかりました。読ませて勉強させてもらいます」と話し、認定された。
香川(高松) 「スナックは指定業者ではない」と保証協会が保証を拒否したが、民商の申し入れのなかで保証させた。
宮崎(日南) 呉服店の72歳の女性社長(従業員なし)が、政策公庫2本330万円と信金プロパー融資2本900万円の返済を半分にした。このうち1本は、昨年融資を受けたばかりで返済も始まっているが、さらに手形決済資金130万円と運転資金170万円を借り入れ、合計1500万円の融資を一本化し、10年返済とした。本人は「こんな年寄りの呉服屋によく貸してくれた」と大感激。

●一本化、直前に借りていても再度活用した事例
東京(江東) 昨年12月、申し込みが実行されたが、600万円の工事が中止になり、売掛金が入金されず、1月に区の緊急融資を申し込み実行された。(建築)
兵庫(須磨) 30代の建築業者は500万円(2本)の借り入れがあり、月々15万円を返済していた。今回、「なんとか仕事を前向きにしたい」と緊急保証制度を申し込み、800万円の融資が実行された。既往の借り入れを整理し、月々の返済が1本で10万円になり、「資金繰りも楽になり、年末から仕事も回り始め、その業況を示せたのが良かった」と本人は喜んでいる。

●商工新聞を使い、仲間の力を寄せ合って融資獲得
鳥取(鳥取) 税金の滞納があったが、12月8日付「商工新聞」を見せて、政策金融公庫と交渉。融資決定書が届く。
山口(岩国) 緊急保証制度を使って市の振興資金3000万円を銀行に申し込む。「保証協会が売上額から見て借入額が多すぎる。工事の引き当てなら短期ではダメなのか」と言われ、改めて契約書などを示し、継続的に仕事が出るので、長期借り入れで資金が必要と説明した。しかし、銀行からは「保証協会の保証がおりない」と連絡が入った。資金繰り表を作成し、商工新聞を持って直接、保証協会と直談判し、翌日希望通りの融資が実現した。
沖縄(北那覇) 中古車販売業者が当初、琉球銀行に融資を申しこんだところ、断られた。12月から学習会に参加し、「断られてからが勝負」ということを学んでいたので、粘り強く交渉し、班会を開いてみんなの知恵を借りて何としても借り入れようと思った。2回目のアタックで設備資金の500万円がOKになったが、「別口座をつくって設備の領収書(証)を確認させてもらってから、その分を引き出させるようにする」と納得ができない不当なことを言われた。民商の仲間も「国の100%保証融資にもかかわらず、銀行独自の規定を持ち込むことは断じて許されない」と電話で抗議。翌日、本人が銀行に行くと雰囲気が変わり、希望額1000万円で保証協会に保証を申し込み、2月4日に融資が実行された。認定から2カ月かかったが、「何としても借り入ようと思った」「みんなの力で実現できた」「民商の上針通りにやれば実現できる」と本人は民商運動に確信を深めている。

 
     
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