「消費税減税 いいですね」 商店街訪問で対話弾む
群馬・前橋民商

全国商工新聞 第3390号2019年12月16日付

読者増えカンパも

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商店街を訪問し、消費税増税後の様子を聞く前橋民商の役員ら

 21日の行動には、会長の大野豊文さん、副会長の中山誠二さんと松本賢一さん、中川支部長の登坂充さん、中川支部の久保田優さん、中央支部の水上恵美子さん、店橋厚事務局長が参加。3組に分かれて千代田町の飲食店を訪問しました。
 「消費税10%の影響はまだない」と言いながらも、飲食店のマスターやママが快く署名に応じました。「お客さんが来なくて大変」「これからもっと景気が悪くなる」「選挙が始まるとお客さんが来なくなる」などと対話になり、「消費税を5%に戻せ」「インボイス廃止」に対する共感が寄せられました。
 おでん店の店主が「いいよ」と快く商工新聞の読者になってくれたり、飲食店の客から「頑張って」と1000円のカンパが寄せられる反応も。この日は25軒を訪問し、16人から署名が集まりました。
 24日の行動では、中央通り商店街を訪問。副会長の中山さん、古谷諭さん、松本さんと事務局員2人の計5人が行動しました。
 消費税増税の影響では、「駆け込み需要はなかった。国はポイント還元で頑張っている」(玩具店)といった声がある一方、「10月になったら、さっぱり売れなくなった。今後の仕入れもできない」(かばん店)、「ポイント還元というが、お客さんは年配者が多く使えない」(電器店)、「消費税は廃止しかない。桜を見る会に税金を使うくらいなら、減税してよ」(洋品店)、「消費税減税、いいですね」(トンカツ店)など、10%増税への怒りと、5%減税署名に共感が広がりました。

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