全国商工新聞 第3378号2019年9月23日付
「消費税10%増税やめろ」と浅草の街でコールを上げた2019世直し雷大行進
消費税10%増税やめろ!インボイス導入きっぱり中止─。「2019世直し雷大行進」(同実行委員会主催)が8日、東京都台東区で行われ、800人が参加しました。浅草の街をちんどん屋さんのにぎやかな演奏を先頭に「消費税10%増税やめろ」「インボイス導入するな」とコール。「全国一律最低賃金制の法制化」「最低保障年金制度の新設」「課税最低限の大幅引き上げ」の三つの最低保障の確立と、10月の消費税増税、インボイス制度導入中止を訴えました。
行進に先立って行われた集会では、実行委員長の田中茂さん(東京商工団体連合会副会長・足立西民主商工会(民商)会長)があいさつ。「消費税の引き上げで、業者が廃業に追い込まれるのではないかと危惧している」と訴えました。
各団体から「全国一律最賃制、中小企業への支援策を合わせて追及し、実現しよう」(全国一般東京地本)などの発言が。足立東民商の松井真会長=IT=は「消費税は、所得の低い人に大きな負担となる。インボイスが導入され、課税業者になれば、さらなる負担増にどうやって暮らしていけばいいか分からない」と述べ、消費税増税中止を呼び掛けました。
日本共産党の山添拓参院議員、斉藤まりこ都議、山中ちえ子区議(足立区)、秋間洋区議(台東区)も参加。山添議員は「10月の増税を必ず止めよう」と訴えました。