全国商工新聞 第3377号2019年9月16日付
ツイッターを見た7人も参加したストップ消費税10%デモ
消費税廃止中央各界連や「10%ストップ!ネット」の呼び掛けに応えた署名宣伝や学習会、デモ行進などが各地で多彩に取り組まれています。「あきらめない」「やっぱり10%増税はダメ」と声を上げています。
京都・中京民主商工会(民商)も参加する3・13重税反対中京区集会実行委員会は1日、「税金カフェ」を開き30人が参加しました。
お茶やコーヒーを飲みながら楽しく税金クイズを解き、答え合わせをしながら学ぶ形式で、全4問を税理士がホワイトボードに図や具体的な数字を書き込んで丁寧に解説しました。
インボイス制度の問題点についても、個人タクシーの運転手やフリーランスの例を取り上げ、免税業者がインボイスを発行するためには課税業者にならなければいけないことなどを分かりやすく説明。労働者にも理解できるように工夫してくれました。
国会を開いて「消費税増税中止法案」を国会に提出するよう、衆院予算委員会の全議員に求めることを確認。参加者は「商売をしている人ばかりだと思ったけど、税金のことを知りたいと思ってツイッターのお知らせを見て参加した。家族は労働者だから源泉徴収の話などはとても勉強になった」と感想を話していました。
終了後は「ストップ!消費税10%デモ」を行い、35人が参加。7人がツイッターを見ての参加者でした。京都アスニー前を出発し、丸太町通を東進、千本通を南進してJR二条駅前までデモ行進しながら、「消費税を10%に上げるな」「日本経済を守れ」「国民生活を守れ」「ただちに国会を開け」「増税中止法をつくれ」などとコール。日本共産党の原田完京都府議、4月の京都市議選で東山区から無所属で立候補した白坂ゆうこさんも参加し、運動の広がりを実感しました。