全国商工新聞 第3370号2019年7月22日付
JR札幌駅前で行った北海道ネットワークと各界連の宣伝行動
「10月消費税10%ストップ!北海道ネットワーク」は6月24日、北海道各界連と一緒にJR札幌駅前で10%増税中止の署名を呼び掛け、30分で20人分の署名が寄せられました。
30代の青年は「これ以上、税率が上がると生活がきつくなる」と署名。年金生活という男性は「10%なんてとんでもない。なんでみんなもっと署名をしないのか」と怒っていました。
午後からは北区各界連が地下鉄北24条駅前で宣伝署名を行い、各団体の代表がマイクを握って訴え。大井川政典事務局長は「安倍首相は消費税10%増税を強行しようとしている。しかし、多くの国民は景気回復を実感していない。今からでも消費税の増税は中止できる。増税に怒っている人、増税はやめてほしいと思っている人、『今増税すべきではない』の声を上げ、参院選挙で増税勢力に審判を下そう」と呼び掛けました。
通り掛かった人が10分ほどスピーチを聞いて署名に応じる姿も。10%増税をストップさせるため、世論を広げ署名をさらに集めようと行動を強めています。
集会で10%増税中止を訴える長岡民商の椛澤政晴会長
「10月消費税10%ストップ!長岡ネットワーク」は6月25日、新潟県長岡市のアオーレ長岡前で「消費税 いま上げるべきではない 6・25長岡集会」を開き、50人が参加しました。
参加者は「消費税 いま上げるべきではない」と書かれたプラカードを掲げ、10%への引き上げは絶対中止させようとの決意を固め合いました。
呼び掛け人の星野克男税理士の開会あいさつに続いて、長岡民主商工会(民商)の椛澤政晴会長が主催者あいさつ。議員も激励に駆け付け、長部登県議(社民)、遠藤れい子県議(共産)、五十嵐良一市議(民成クラブ)、武田良介参院議員(共産)が連帯あいさつをしました。
また、参院選新潟選挙区の市民連合と野党の統一候補・うち越さくらさんをはじめ、野党各党の国会議員や県議会議員、市会議員からメッセージが寄せられました。
椛澤会長は「今から30年前に3%で導入された消費税が1997年に5%、2014年に8%に引き上げられ、両方ともその後、景気が冷え込んでいる。今、10%増税が強行されれば、景気が悪化することは確実」と訴え、「参院選は消費税増税に明確に反対の意思を示す大きなチャンス。増税を必ずストップさせる」と力強く語っていました。