10月10%中止の一点で
共同で街頭宣伝

全国商工新聞 第3353号2019年3月18日付

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増税中止を訴え、署名を集めた3団体

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プラカードで大きくアピール

 消費税率引き上げをやめさせるネットワーク宮城と、消費税をなくす宮城の会、消費税廃止宮城県各界連絡会の3団体は2月23日、「10月消費税10%中止」の一点で共同街頭宣伝行動に取り組み、30人が参加。増税中止署名を177人分集めました。シール投票も行い、10月からの消費税10%に対して、59人(95.2%)が「中止してほしい」と声を上げました。
 仙台市内の商店街で「消費税増税ストップ!」「消費税増税反対」などののぼりを立て、法被姿で、買い物客や通行人に署名とシール投票を呼び掛けると大きな反響が。「所得が少ない者から税金取らないでほしい」「軽減税率・ポイント還元?さっぱりわかんねー」「年金減らされて、消費税上げられたら生活できねーよ」「消費税増税はやめてほしい」と、多くの人々が署名。これまでの3倍の署名が集まり、消費税10%への庶民の怒りが示されました。

10%中止ネット結成 宮城県内各地で次々

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 宮城県内各地で、消費税10%中止を求めるネットワークの結成が相次いでいます。
 七ヶ浜町では「消費税10%中止ネットワーク七ヶ浜」が2月2日、結成されました。
 県内第1号となるもので、30人を超す町民が集まり、消費税の学習と結成総会を開催。「消費税に関わる学習会・宣伝を行う・消費税10%中止を求める請願署名を町民に呼び掛ける」とする会の目的と、活動期間を9月末までとする申し合わせを確認。会長に宮城厚生福祉会元理事長の福岡真哉さん、副会長に塩釜民主商工会(民商)の太田政興会長を選出しました。
 多賀城市では2月16日、「消費税10%ストップ!多賀城連絡会」が結成されました。
 10月の消費税10%増税に反対する、すべての人々と連帯しようと呼び掛け。多賀城市議会へ請願し、政府への意見書採択と地域で1万人分の署名活動を展開すること、地域内での宣伝カー運行にも取り組みます。
 その他、塩釜市、多賀城市、七ヶ浜町、利府町、松島町の2市3町で2月9日、「10%ストップ」連絡センターを結成しました。
 消費税学習会と連絡会結成を55人の参加で確認。宣伝チラシを作成し、「消費税10%引き上げ中止を求める意見書」を上げるよう塩釜市、七ヶ浜町、利府町、松島町の1市3町に請願しました。

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