全商連
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不公正税制
「不公平な税制ただす会」
格差社会の実態告発
総会・記念講演に35人参加
06年総会であいさつする北野弘久代表幹事(6月15日、東京都内)
 全国商工団体連合会(全商連)も加盟する不公平な税制をただす会(=日本納税者連盟、東京都豊島区)の06年総会が6月15日、都内で開催され、35人が参加しました。
 最初にジャーナリストの斎藤貴男さんが「『小泉』新自由主義経済と日本国の崩壊」と題して、記念講演をおこない、小泉政治のもとで「格差社会は一種の身分格差になった」として、教育現場や雇用をめぐる状況をリアルな実例を交えて告発しました。
 続いてあいさつにたった北野弘久代表幹事は、「格差社会は憲法が保障する社会権を否定する人たちがすすめるまやかしの議論」「『平和的生存権』を保障した日本国憲法を守るため声を大にしよう」と訴えました。
 総会方針では、飯島健夫運営委員が増税をめぐる政財界の動きとともに、情勢にふさわしく税・社会保障を中心とする学習会などを旺盛に開催し、引き続き他団体とも交流を広げ、会員拡大に積極的にとりくむこと、また、ただす会30周年記念行事を07年1月に計画していくことを提案。決算・予算案、新体制(代表幹事に北野弘久、谷山治雄、河野先の3氏、運営委員会に全商連を含む17の個人と組織、会計監査2氏)とともに拍手で了承されました。
 
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