共に学べる青年部を
税務調査の経験など交流

全国商工新聞 第3374号2019年8月26日付

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年代を問わず学習交流を深めた広島県青協のサクセション企画

 広島県連青年部協議会(県青協)は7月27、28の両日、1泊学習会&サクセション企画を宮島包ヶ浦自然公園で開催。県内6民主商工会(民商)から17人が参加し、交流と学習を深めました。
 2日目のサクセション企画では、2月に税務調査を経験した広島民商のSさん=建設=が「初めてということもあり不安もあったが、民商や周りの業者の方からアドバイスをもらったので安心できた」と話しました。参加者から「社長は調査中ずっといないといけないのか?」「『税務職員の人は強気で言ってくる』『ひどい態度を取る』など聞いたことがある。Sさんの時はどうでしたか?」などの質問が出され、「おどおどしない方が良いと実感した」と話しました。
 終了後、Sさんは「このような企画があるなら次からも参加したい。もっと参加者を増やしてたくさんの人と交流したい」と振り返りました。
 続いて「商売と民商・青年部の魅力」について、広島西部民商のTさん=サービス=と県青協のNさん=製造=が話しました。Tさんは「年齢層が離れると会話が成立しなくなってくる。青年部の仲間を増やし、活動を続けてほしい」と若い会員の参加を呼び掛けました。
 Nさんは「民商でいろんな人と出会い、共に学んでいけたら。青年部活動をもっと発信し、少しでも参加してもらえるように県青協としても協力していきたい」と今後の活動について意気込みを語りました。
 参加者から「年代の近い人が集まる機会はめったにないので、良い体験ができた」と感想が。今回の学習会では若手を中心に、参加者全員で交流を深めることができました。

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