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第14回中小商工業全国交流・研究集会
ぬくもりと創意あふれる業者の出番
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バーチャルフェア 若手経営者らの手づくり
初めて開かれたバーチャルフェア。商売のこだわりと工夫が満載の映像が上映されました
 今回の交流集会では「バーチャルフェア」がとりくまれ、大商連の53民主商工会(民商)と5グループがプロジェクター(映写機)で会員の商いや民商でとりくむ商工交流会運動などを紹介しました。フェアでは紹介できなかった飲食やサービスの会員が出演し、若手経営者の参加が多かったことが特徴です。
 この企画を担当した藤井寺民商の原田孝夫さん(42)=ソフト開発=は「映像をつくる作業に初めてかかわった人がほとんど。なかにはプロ顔負けの映像もあったり、思った以上のできばえ。企画を通じてやればできると確信が生まれたし、連帯感も深まった。映像を通じて商売に励む大阪の民商会員の商いを全国の人に見てほしかった」と話していました。
 テーマから人選、取材、編集まですべて会員・役員らが手がけ、「人間復権の経済・社会の主役は中小業者。ビジュアルに生きいきと紹介しよう」との意気込みでとりくまれました。
 会場の壁には業者青年と業者婦人の働く姿を写した写真パネルがズラリと並び、それぞれ四つのコーナーに分かれて5分間ほどの映像が上映されました。
 新しいことにチャレンジするイタリアンレストランや、商店街の活気を取り戻そうと奮闘する「街のおかず屋さん」、だれにも負けない金型技術、地域密着型の介護福祉事業など、どの映像からも商売へのこだわりとさまざまな工夫が伝わってきます。
 参加者は熱心に見入り、「映像による紹介は情報量が多くて、説得力もある。なかなかおもしろい」「これだけのことをやれるのはさすが大阪」と感心していました。
 
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