全国商工新聞 第3338号11月26日付
財務省に向かって抗議行動する市民ら
「国民なめるなアソウ」「下劣なアソウは追放だ」-森友・加計問題の幕引きを許さない市民の会は11日、財務省前でアピール行動を行い、約150人がシュプレヒコールとデモ行進を行いました。
同会は、「無責任極まりない麻生太郎大臣の即刻辞任を求める」署名と行動で国民に大きくアピールしようとHPやツイッターで呼び掛けてきました。6月10日の「財務省前納税者一揆行動+(プラス)デモ」に次ぐ2回目の行動です。
代表の醍醐聡氏(東京大学名誉教授)は「公文書改ざんやセクハラを主導した人物を有能だったと評価するなど、麻生大臣の行為はまるで炎上商法。署名も1万人を突破した。私たち国民がもっともっと怒りの声を上げ、麻生氏を追放するまで運動を続けよう」と呼び掛けました。
財務省の文書改ざん問題で、職員が自殺した近畿財務局OBは「安倍強権政治が国政を私物化し、行政を歪めた」と告発。日本共産党、社民党の国会議員も駆け付け、あいさつしました。アピール行動は、当日のテレビなどでも大きく取り上げられました。