安保・基地
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米空母艦載機の山口・岩国移転 住民投票推進へ「会」発足
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友人・知人への声かけなど訴え |
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米軍の空母艦載機(米海軍のホームページから) |
山口県岩国市は、神奈川県厚木基地から米空母艦載機部隊の岩国移転を容認できないとして賛否を問う住民投票をおこないます(3月12日投票)。米軍再編にかんする「中間報告」(昨年10月)発表後、はじめてのとりくみで、全国から注目を集めています。
2月17日、岩国住民投票を推進する組織「米空母艦載機の移転受け入れ反対に〇をする会」が発足しました。安保破棄岩国実行委員会、岩国民主商工会(民商)、岩国平和委員会などが結集し、住民のさまざまな動きとも連係しながら運動を強めつつ、(1)岩国市民の友人、知人に声をかけてください(2)住民投票運動のカンパをしてください(3)可能な方は、岩国にきて、一緒に活動してください‐と呼びかけています。
岩国民商副会長の江本俊信さん(54)=二輪車販売・修理=は「有権者の投票率が50%を超えないと開票しないということですから、とにかくそこをクリアしないと話にならない。民商も春の運動の最中で大変ですが、会員が一番集まる時期なので支部や班で話し合い、投票参加を呼びかけています。移転推進派は、『投票に行くな』と、おおっぴらに運動している。恥ずかしいことです。これ以上の騒音や米兵による治安の悪化を許すかどうかのたたかいです。なんとしても成功させたい」と決意しています。
岩国民商婦人部長の廣中喜代子さん(59)=ブロック工事=は「岩国への移転は絶対反対です。これ以上の騒音はごめんです。基地が事業所のそばにあるので日常の会話もできないくらいの米軍機の騒音はひどいものです。黙っていると孫子の代まで基地の町。そんなことは許せないのです。住民投票に向けて頑張らなくては」と語っています。 |
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