「Go To イートって使えるの?」―東京・北区民主商工会(民商)は10月8日、北区の赤羽文化センターでGoToキャンペーン学習交流会を行いました。板橋、豊島両民商からも出席があり、9人が参加しました。
初めに、「Go To イート」の概要と感染防止のための対策や予約窓口となる業者、それぞれの送客手数料などを鳥居峰夫事務局長が説明しました。
金額の25%分が上乗せされる食事券と、ネットでのお店紹介サイトを通じ、客の予約を受けてポイントが付く場合の2種類がありますが、食事券の施策は、食事券取扱い業者がこの時点で決まっていない状態でした。
「ぐるなび」などのインターネットを利用する場合、予約を入れたお客さんには国から1千円のポイントが付き、店側は窓口サイトに1人当たり50円から200円の手数料を支払うシステムであることなどを学習。その他、自治体が発行するクーポン券や「Go To トラベル」で発行されたポイントなどを使い飲食した場合、精算に応じる体制づくりが必要なことや、その券やポイントが店側に換金される時期をめぐって問題があることが説明されました。
参加者は、「今日の売り上げは、明日の仕入れ原資。月に2回の換金予定でも厳しい」「ほかの給付金のように支給に遅れが出れば命取りになるのでは…」「有名どころのサイトは送客手数料が高い」「いくら使うか分からない予約でも1人200円…その分を見越したメニューとなると、お客さんに喜んでもらえるものが作れるだろうか…」など、期待はある一方、不安の声も出されていました。
今後、料飲部会では、引き続き情報交換会を行う予定です。