「みんなに配る」120個買いも
宮城・石巻民主商工会(民商)婦人部は先ごろ、民商事務所の駐車場で「朝採り新鮮ほや祭り」を開催しました。コロナ禍で影響を受けた民商会員のホヤ生産者から300キロを入荷し、会員や近所の人に喜ばれました。
女川産のホヤは、大きくて味も良く、厚みがあるのが特徴。それが、8個500円という格安の浜値で、朝採り、新鮮ということもあり、大好評でした。120個を購入した菅原正明民商会長は、「うまそうだ。これから地元の登米のみんなに配るんだ、喜ぶぞ!」と笑顔。みんな大きな発泡スチロールに山盛りにして次々と買い求め、300キロのホヤが、午後には完売しました。追加注文の電話をくれた会員は「えっもう終わり? もっと買っておけばよかった」と残念そうでした。
「ほや祭り」は、新型コロナウイルスの影響で出荷が低迷しているという、ホヤ生産者の声を受けて、急きょ開催したもの。生産者もホヤが好評で、とてもうれしそうでした。事務所内では婦人部が蒸しホヤも作って振る舞いました。今回は、1週間前に開催を決めたこともあり、チラシや宣伝が行えませんでしたが、「次回はもっと多くの人に楽しんでもらう企画にしよう」と計画しています。