塚田豊子・全婦協会長が声明
全商連婦人部協議会(全婦協)の塚田豊子会長は1月31日、「国連女性差別撤廃委員会(CEDAW)への拠出金停止に強く抗議し、撤回を求める」抗議声明を出しました。
外務省が同27日、CEDAWが昨年10月に「男系男子の皇位継承」を定めた皇室典範の改正を勧告したことを不服とし、「CEDAWの事務を行う国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)への任意拠出金の使途からの同委員会の除外と、同委員の訪日プログラムの実施見合わせ」を国連に通告したことに対するもの。
「委員会の勧告内容が意に沿わないからといって、国連機関への拠出金使用を制限するなどという報復、制裁とも言うべき行動は条約締結国として絶対に許されないこと」と強く非難し、「ジェンダー平等をさらに進めるためにも、勧告の速やかな履行」を強く求めています。