全国商工団体連合会(全商連)発行の「自主計算パンフレット2025」が完成し、順次、各地の民主商工会(民商)に届いています。
全商連は「パンフは、税金の集め方と使い道、納税者の権利を学ぶとともに、自主記帳・自主計算、自主申告運動の実践に生かせる内容」と、積極活用を呼び掛けています。
2025年版は、A4判、76ページ(表紙含む)。24年版は別刷りで掲載していた「所得税確定申告書の書き方」などの解説も一冊にまとめました。
第1部は「変えよう!日本の税制」として、大企業を優遇し、中小業者に厳しい日本の不公平税制の実態を告発し、不公平税制をただす道を紹介。第2部「守ろう納税者の権利」は、強権的な税務行政の実態を暴いて、違法・不当な税務調査への対策と、納税者の権利について解説します。
第3部「仲間と自主記帳・自主申告」は、自主記帳が商売を数字でつかむ上でも大事なことを強調。資金繰り表の記入例も示しています。第4部は、「消費税の仕組みとインボイス対策」を紹介。第5部「みんなで確定申告の準備を進めよう」は、所得税と消費税の確定申告書の書き方を、確定申告書に沿って解説します。