制度活用し生業継続を|全国商工新聞

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全商連税金対策部長 服部 守延さん

 消費税10%の影響に、新型コロナウイルス感染症による被害が加わり「税金を払うどころではない」という非常事態です。全商連は国に「緊急対策」を要望し、国税や地方税の納税緩和制度の積極的活用に加え、中小業者・フリーランスの売り上げが対前年比30%以上減少する場合は納税免除・執行停止にすることなどを求めています。
 私たち納税者には「生存権を侵されない」「事業継続と生活維持を困難にする納税義務の履行を強制されない」という基本的な権利があります。
 「コロナ禍」収束の見通しは立たず、長期化することが予測されます。中小業者の生業継続へ、税金分野でもかつてない国の抜本的な対策が必要です。

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