裏金議員を許すな 庶民は1円も漏らさず申告 厳正な調査と必要な課税を 京商連など怒りの宣伝|全国商工新聞

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署名に応じる納税者
「カネでゆがめられた政治でいいのか」と訴える京商連の久保田憲一会長

 「領収書も全てきっちり残して、1円も漏らさないように確定申告をしている。自民党の裏金議員を見ていると、真面目に申告しているのが、ばからしくなる」―。京都府商工団体連合会(京商連)は7日、消費税をなくす京都の会(なくす会)などと共同で「裏金議員への厳正な調査と必要な課税を」と、西陣織会館前(京都市上京区)で宣伝・署名行動を実施。京商連、なくす会、日本共産党から10人が参加しました。
 同会館は、京都市内の7税務署の申告相談会場です。約1時間の行動で、会場を訪れた納税者らが「特権のように裏金を作って、反省もしていないのが許せない」「これから、申告相談に行くので、署員にも言ってやる」と、共産党が呼び掛けた「金権腐敗政治を一掃するための署名」に9人がサイン。全国商工団体連合会が提唱した国税庁宛ての「自民党国会議員への調査と課税に関する請願書」に11人が応じました。
 京商連の久保田憲一会長=スナック=は「企業からカネをもらえば、企業の言うことを聞いてしまう。企業も分かっているからカネを渡す。カネでゆがめられた政治でいいのか」とマイクで訴えました。
 なくす会の横山栄二事務局長は「庶民からは強権的に税金を取ろうとするが、国会議員はおとがめなしか。裏金5億7千万円余りに課税すれば1億3千万円の追徴となる。まずは、そこから取るべきだ」と国税庁の対応を求めました。

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