「普段行かないお店に行けて、新鮮だった」「ぜひ、また開催してほしい」―。北海道・北見民主商工会(民商)は6月7日、「北見イイ店探そう!はしごラリー」をJR北見駅周辺で4年ぶりに開催し、前回を大きく上回る約500人が参加。当日の様子は、NHKニュースや地元紙でも報道されました。1人2500円で、90分間に指定された3店舗を回り、ドリンク1杯とおつまみ1品ずつを注文するもの。居酒屋やバー、スナックなど、参加店舗は39店と前回の1.5倍に上りました。
受付会場となった飲食店街の中心にある「ロータリー広場」には、午後6時過ぎから参加者が集まり始め、スタート直前には広場を埋め尽くすほど。「ケンドリックバー」を営み、料飲業者が多い支部の副支部長も務める大内健一実行委員長が開会あいさつし、「この3年余り、コロナ禍で飲みに行かなかった人も多かったと思う。今日は、北見の夜を存分に楽しんでください」と呼び掛けました。参加者はカウントダウンに合わせて、一斉にスタート。スタンプカードとコース表を見ながら「ここって、どこのビル?」「行ったことないね」などと話しながら3店を巡りました。
はしご酒を楽しんだ後は、「ロータリー広場」に戻り、抽選会。大手ビール会社4社や酒店、飲食店など協賛企業25社から、旅行券2万円分や「Nintendo Switch」などの豪華景品が提供され、抽選のたびに一喜一憂する参加者の歓声が上がりました。
スタート前に「ビールしか飲めないけど、大丈夫かな?」と話していた91歳の男性は「3軒ともビールを出してくれた。2軒目のスナックが一番良かった。また行きます」と、ご満悦の様子。抽選会では缶ビールもゲットし、大喜びでした。
アンケートでは、ほぼ全員が「次回も参加したい」「再度来店したいお店があった」と回答。参加しなかった店からも「夜の街に、こんなに人が出ているのは久しぶりに見た。うれしいね」との声が寄せられました。