京都・中京民主商工会(民商)婦人部と青年部は先ごろ、京都市内のハートピア京都で連続経営セミナー第2弾「SNSの効果的な活用法セミナー」を開催。15人が参加し、インスタグラムやツイッターを商売に生かす方法を学びました。
講師は、ホームページ制作やネットショッピングなどを手掛ける会社を営む大阪・堺東民商のMさん。「SNSを効果的に活用するには、フォロワーの共感を得る仕掛けが必要だ。何を売りたいのかを明らかにし、チャレンジや失敗など店の成長のプロセスを見せていくことが大事」と述べ、「理想の顧客像に向けて発信を続ければ、方向性がぶれることはない」とアドバイスしました。
ネット通販を始めたBさん=うなぎ・総菜=は「SNSを商売に生かしていきたいので、マーケティングを勉強し始めた。『フォロワーの数が潜在顧客の分母になるから、フォロワーを増やさなければいけない』という話など、とても参考になった」と話していました。
事務局員に勧められ、4月にSNSを始めたFさん=中古レコード店=は「『ツイッターを見て来ました』と、初めて来店してくれたお客もいて、効果があった。目立った売り上げ増になってないが、ツイッターは無料でできるし、やってみて良かった。これからも続けていきたい」と発言しました。
「SNSのアカウントは作ったが、どうしていいか分からなかった。今日の話を聞いて、少しずつやっていこうと思った」「要点がまとめられていて、分かりやすかった」「ずっと抱えていたモヤモヤを質問することができて良かった」などと大好評でした。