広島北民主商工会(民商)のMさん=大工=は先ごろ、国の事業復活支援金を申請し、ちょうど2週間後に50万円が入金されました。「厳しい状況に変わりはないが、これで少し落ち着ける」と話しています。
住宅リフォーム工事を得意とするMさんは、新型コロナの影響で「リフォームは緊急性が低い」と工事の受注が減少。昨年7月、民商ニュースで国の月次支援金と県の「頑張る中小業者月次支援金」のことを知り、申請しました。それ以降、新しい支援制度などの情報を得るために、毎週欠かさず商工新聞と民商ニュースをチェック。事業復活支援金の情報も、いち早く知ることができました。
Mさんは2月2日、民商のコロナ対策学習会に夫婦で参加。月次支援金を受給していたため、事前確認が不要だったので、後日改めて書類をそろえて申請しました。
Mさんは「民商には、必要な書類を一から教えてもらい、本当に助けられた。周りには『支援金をもらうのは恥ずかしい』という人がいるが、背に腹は代えられないというのが実情だ。みんな大変だと思うが、一緒に頑張りたい」と前を向きます。