民商ニュースで制度を知り申請
「コロナに感染し、休業中の収入がなかったので、渋川市が創設した国民健康保険(国保)の傷病見舞金20万円を受給できて、本当に助かった」―。こう喜ぶのは、渋川北群馬民主商工会(民商)の北山幸夫さん(仮名)=建設。9月6日、「民商ニュースを見て、市が傷病見舞金を創設したと知った。私も申請したい」と民商事務所に来所。申請から1週間ほどで20万円の支給が決定しました。
北山さんは民商に相談した翌日、申請書を提出。同13日には「傷病見舞金20万円を9月27日に振り込む」旨が記載された決定通知書が自宅に届きました。
北山さんは「確定申告が終わった4月頃、現場で感染が広がり、PCR検査で自分も陽性が判明した。幸い、少し発熱しただけの軽症だったが、ホテル療養した10日を含め20日間ほど仕事ができず、収入が無くなり大変だった」と振り返り、「休業したら何の補償もなかったので、傷病見舞金は本当にありがたい」と安堵していました。申請についても「療養していた証明書類と申請書の提出だけで済んだ。とても簡単だった」と話していました。
民商の要望に応えて渋川市が創設した支援策(新型コロナウイルスに感染した国保に加入する個人事業主に傷病見舞金を一人一律20万円を支給)が早速活用され、喜ばれています。