
宮崎・日向民主商工会(民商)は3月17~19日、都農町と日向市の2会場で消費税確定申告書作成会を行いました。
所得税の確定申告が終わり、一息つく間もなく、消費税の課税事業者になっている会員がパソコンや資料を抱えて事務所を訪れました。参加者は、普段の記帳に使っている会計ソフトの画面をのぞき込み、「申告書と付表を印刷するとよね」などと確認だけする人もいました。
「税務署からハガキか、封筒が届いているはずですが、持ってきてますか?」「それ何?」「まだ届いてない」「忘れたから取りに帰って来るわ」などと話しながら、国税庁のホームページを利用して売り上げなどを入力した後、それぞれが、出来上がった申告書を印刷しました。
確定した消費税納税額の多さに、あちこちから驚きの声が上がりました。
「インボイス制度のことは理解して登録したけど、消費税を、こんなに払うことになるとは、何のために仕事してるのか分からんね」「2割特例が無くなったら、納税額はどれくらいになると?」「1度には納付できない」「消費税額を貯金しておく余裕はない」など、落胆して会場を後にする姿も多く見られました。
参加者は口をそろえて、「直ちにインボイス廃止やね」と感想を語っていました。