「毎回新しい発見が」 東京・北区民商夜オリに212人|全国商工新聞

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「北とぴあ」のロビーで「夜オリ」開会式を待ちます
「夜オリ」なら、初めての店でも食事とお酒を気軽に楽しめます
千~3千円分のお食事券が当選し、喜ぶ参加者

 「毎回、新しい発見があって、飽きない」「普段は行かないお店に行けて楽しい」―。東京・北区民主商工会(民商)は2月6日、32回目となる「夜のオリエンテーリング」(夜オリ)を、東京都北区の「王子・豊島地域」で開催し、212人が参加、23店が出店しました。
 地域内の飲食店3店を回り、お店とお客の出会いを広げる、「夜オリ」。受付開始前には、開会式を行う「北とぴあ」のホールに参加者が続々と集まり、これから回るコースを楽しそうに眺めながら、出発の時を待っていました。午後6時45分の一斉スタートと共に夜の街へ繰り出し、王子・豊島地域の飲食街とお店を楽しみました。
 参加者アンケートでは「王子に、こんなお店があるのかと分かり驚いた」「BARやパブなど普段行かないお店に行けて満足」「個人のお店は、女性だとなかなか入りにくいので、夜オリで入れると楽しいしお店が知れて、ありがたい」などと大好評でした。
 民商が「飲食店の顧客を増やすため、つながりを生かせないか」と始めた第1回の夜オリから15年。すっかり地域に定着したイベントとなり、「今回も楽しませてもらいました。また次回も楽しみにしています」「毎回新しい発見ができる。飽きることなく参加する意欲を保たせてくれる民商と店舗の方に感謝」と、「夜オリファン」を獲得していることも伺えます。
 「事前に提供してくれるメニューが知りたい」「1軒目からBAR、スナックは大変かも。2軒目以降にした方が良いと思う」など、参加者目線の意見もありました。参加者には、回った各店舗の感想も記入してもらい、お店にフィードバック。今後の営業の参考にしてもらっています。
 同25日には、参加店の打ち上げ交流会を行い、反省点や次回の取り組み方などを出し合いました。「王子地域はショットバーが多いので『BARを巡るスタンプラリー』も面白いかも」と新しいアイデアも出されました。
 翌26日には、北区民商料飲部としての総括と、お食事券当選者抽選会を開催。北区民商では今後も、夜オリ開催や「民商で顧客増・売り上げアップ作戦」などを実施していく予定です。

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