従来の保険証廃止に反対 95.3% 職場での強要の実態も次々と マイナ連絡会 オンラインアンケート中間報告|全国商工新聞

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 従来の健康保険証廃止に反対が95.3%―。全国商工団体連合会(全商連)も加わるマイナンバー制度反対連絡会(マイナ連絡会)は1月15日、「マイナ保険証に関するオンラインアンケート」の中間報告(8371人分)を発表しました。
 マイナンバーカードの保有率は27.7%。マイナンバーカードに保険証の機能を一体化させたマイナ保険証を「持っていない」は53.7%。「ひも付けたかどうか忘れた」は4.8%でした。
 マイナ保険証利用時のトラブル事例は、「読み取り機が顔を上手く認証しなかった」(124人)や「暗証番号を忘れてしまった」(92人)、「本人確認が上手くいかず、従来の保険証を見せて対応した」(85人)など。
 「その他のトラブル」として「妻が勤務先の会社からマイナ保険証を作ってくれと強要されている」(岐阜県・50代)、「マイナカードと保険証のひも付けを会社が半強制的に実施」(栃木県・50代)、「都内公立校で勤務する者は自動的にマイナ保険証に移行され、保険証は発行されない旨の通知が届いた」(東京都・50代)など、職場での強要や強引な勧奨が行われている実態が寄せられました。

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