消費税・インボイスに対する各民商の活動を紹介|全国商工新聞

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消費税減税こそ景気対策 京都・北民商など 毎月定例宣伝

消費税減税、インボイス廃止を訴えた北区各界連の宣伝

 京都・北民商も加盟する消費税廃止北区各界連は5月21日、コープにしがも(京都市北区)前で、7人が消費税減税・インボイス廃止を求め、署名宣伝に取り組みました。北区各界連は、毎月の定例宣伝に取り組んでいます。
 スピーチでは、「物価高が止まらない。キャベツ1玉800円という報道があったが、給料が上がらない中、私たちの生活は、どんどん厳しくなっている。一方で、大企業は史上最高の内部留保をため込み、岸田政権はアメリカ言いなりに兵器の大量購入を押し付けられ、軍事費を増やしている。今、国がすべきは、国民の生活を守るために、消費税を5%に引き下げることだ。それが、一番の景気対策」などと訴えました。
 30分間で、通行人や買い物客ら14人が署名。小さい子どもと一緒に買い物に来た女性、たくさん荷物を持った男性も足を止めて署名に応じました。
 参加者は「毎月継続して、街頭で宣伝することが大事ですね」と語っています。

インボイスも関心集め 川崎市内4民商など 街づくりフェスタ

STOP!インボイスの署名にも注目が集まった「公害・環境・健康・街づくりフェスタ」

 「公害・環境・健康・街づくりフェスタ」が5月19日、川崎市内のJR武蔵溝ノ口駅前のデッキで開かれました。主催は、川崎市内の4民主商工会(民商)=川崎中央、川崎幸、川崎中原、多摩麻生=などの民主団体をはじめ、巨大物流センター建設反対や、緑を守る運動などさまざまな要求で、市内各地で取り組む約30の市民団体で構成される同実行委員会。
 川崎4民商も共同でブースを出し、民商を宣伝するチラシを約200枚配布。駅前通路を通る市民らに署名を訴えました。川崎4民商から、役員・事務局員が15人参加しました。署名は、倉敷民商事件で禰屋町子さんの無罪を求める署名が30人分、STOP!インボイス署名が50人分、ガソリン税凍結・消費税減税・インボイス制度の廃止を求める署名21人分が集まりました。
 ある女性は「何でもかんでも、値上がりして本当に困ってしまう」と署名を呼び掛ける役員らに語り掛け、サインしました。STOP!インボイスの署名に対し、通行人が「インボイスって何ですか」と問い掛ける場面も。若い男性は「消費税の使い方には納得できない。ガソリン税も何とかしてほしい」と話し、署名しました。

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