普段聞けない話が面白い 群馬・東毛民商が経営座談会を開催|全国商工新聞

全国商工新聞

「想像以上のニーズが」

 「普段、聞けない話が面白かった」―。群馬・東毛民主商工会(民商)は5月16日、異業種間では初の試みの経営座談会を開き、7人が参加しました。

商売の話から地域・政治の話まで多様な話題で盛り上がった東毛民商の「経営座談会」
ミヤマドウダンなどネット販売「ランチ交流会」を7人で新会員 上村友樹さん=花卉販売
上村さんは身近な植物にニーズを見いだし、インターネットで販売しています

 最初に、今年入会した東中央北部支部の上村友樹さん=花卉販売=が「ミヤマドウダンやナツハゼなど身近な植物に、自分の想像以上のニーズがあることが分かり、今ではインターネットを通じて全国に販売している。植物の成長サイクルに合わせるため、数多くは販売できないが、それが希少性につながっている。これからも自然とうまく付き合って商売を続けたい」と自らの商売を語りました。
 商工新聞読者の参加者=リフォーム業=は、「生活保護などの暮らしのセーフティーネットと同様に、返済不能となった事業者が再起しやすい制度が求められているのではないか。市民の運動で実現できるようにならないものか」と発言しました。
 その他、「増加する空き家の問題」や「新築住宅建設の坪単価がはね上がっている」「金属加工技術の継承が難しい」「運送の2024年問題は大変だ」など話題は多岐にわたり、盛り上がりました。
 参加者からは「普段の会話では聞けない話が出されて面白かった」「また別の業種の会員の話も聞きたいね」との感想が出されました。

購読お申込みはこちらから購読お申込みはこちらから