名古屋北部民主商工会(民商)婦人部は11日、JR・名鉄大曽根駅前(名古屋市東区・北区)で、「インボイス廃止」を求める宣伝署名行動に取り組みました。婦人部員6人が「STOP!インボイス」と掲げたサンバイザーなどを身に着け、「インボイスは今すぐ廃止!」と交代でマイクを握り、通行人や買い物客らに訴えました。
民商のポケットティッシュは受け取っても、署名はなかなか集まりませんでした。
それでも、一人の女性が署名を呼び掛けるメンバーに近づき、しばらく話し込む場面も。
その女性は「息子の友人が飲食店を開業した。お客から『インボイス番号はあるか』と聞かれ、『登録していない』と伝えると、『それなら金は払えない』と代金をもらえないことがあった。インボイスで困っている人がいるから、頑張ってくれてうれしい」と話し、署名にも応じました。対話した役員は「その飲食店の方は、他にも困っていることがあるかもしれない。困り事があれば、民商に相談するように教えてあげてください」と、女性に伝えました。
参加者は「外へ出ての署名行動は久しぶりだったけど、やって良かった」「業者でも、まだまだインボイスについて知らないことが多い。もっと知らせていかないといけない」と語っています。