滋賀県、湖東、湖北地域の各界連
路上ライブの若者も飛び入り参加 各地で署名宣伝
滋賀県内では先ごろ、滋賀県各界連と湖東各界連がJR近江八幡駅前で、湖北地域各界連がJR長浜駅前で署名宣伝を行いました。
長浜民主商工会(民商)など7団体から9人が参加した長浜駅前では、宣伝を始めると、路上ライブをしていた若者や聴衆が「消費税減税? それなら僕らも賛成」と飛び入り参加。マイクを握り、「岸田政権どうなってんの? 消費税下げろ」と熱く訴えました。ポケットティッシュ80個を配布し、署名7人分が寄せられました。
近江八幡駅前には、大津高島、湖東の両民商など4団体から11人が参加。「消費税導入から35年。減税するなら消費税を」と訴えました。シール投票に21人が投票し、望む税率「0%」が圧倒的多数に。「今こそ、消費税を減税してほしい」と署名13人分が寄せられました。
神奈川・多摩麻生民商
「インボイスは面倒」 商店街で17軒対話
神奈川・多摩麻生民主商工会(民商)は先ごろ、川崎市の小田急電鉄生田駅周辺の商店街で「ガソリン税凍結・消費税減税・インボイス廃止を求める」署名宣伝を行いました。役員ら5人が2組に分かれて、店舗を訪問。17軒と対話し、署名6人分を集め、見本紙の商工新聞11部を配りました。
開店準備中の飲食店で、「インボイス制度が始まって、大変ですよね」と声を掛けると、対話に。「今のところはあまり変わらないけど、今後、どうなるか心配」「申請中の登録番号がまだ届かない。届いてから大変になるかも」などと不安そうでした。
居酒屋の経営者は「インボイスは、めったに求められないが、求められたら、手書きで登録番号を書いている。面倒だから廃止してもらいたい」と話していました。対話したほとんどが、現時点では大きな影響は出ていないが、今後どうなるかを心配していました。
別の店では、自民党のパーティー券を巡る裏金事件が話題に。「自分たちは収支報告をしないでおいて、私らにはインボイスで負担を強いるのはおかしい!私腹を肥やしている政治家が、税制を作っていることも納得いかない」とサインしてくれました。