知恵を交流し、商売大きく 岐阜北民商 『自分の商売語る交流会』|全国商工新聞

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岐阜北民商の「自分の商売を語る交流会」

 「コロナ禍に続き、物価高が収まらない中、経営対策をみんなで考えよう」と、岐阜北民主商工会(民商)は先ごろ、「自分の商売を語る交流会」を開催。柳ヶ瀬支部の会員の店「和心」を会場に17人が参加し、久しぶりの民商の集まりとあって、大いに盛り上がりました。
 初めに経営対策部長で副会長の福井一徳さん=古書店=が「民商で今求められているのは、自分の商売をいかに大きくするかの学習だ。会員一人一人に商売の知恵がある。これを交流し、民商を大きくする運動にもつなげよう」とあいさつしました。
 その後、自己紹介を兼ねて順番に自身の商売をアピールしました。防水工事を行っている秋好英彦常任理事が自身の仕事で使うマスキングテープを持ち出し、四角や丸に張る技術を披露すると、参加者からは「さすが、本職!」と声が掛かりました。
 菓子の梱包をしている松岡三治さんからは、工場の一角で団子屋を始め、あんこ・みたらしなど既存の団子販売にとどまらず、さまざまなアイデアの団子を提供していることがSNSなどで話題となり、テレビでも取り上げられるまでに至った経過を報告。「インスタグラムなどで動画をアップすると宣伝効果が良く、商売の認知度を広げることができる」と述べました。
 黒野支部からは藤井美奈子婦人部長が参加。喫茶店を営む傍ら「子ども食堂」なども取り組み、地域には無くてはならない場所になっていることが紹介されました。
 参加者は「久しぶりの集まりで、これまでお互いの商売の話を出し合う機会がなかなか無かった。やって良かった」と話していました。
 民商では、引き続き第2回も計画し、さらに内容の濃いものにしようと考えています。

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