「中小業者が元気な時代に」 2・7全国中小業者決起大会成功へ 全中連 業界団体を訪問|全国商工新聞

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 全国中小業者団体連絡会(全中連)は12日、「インボイス廃止、消費税減税、保険証残せ、大軍拡をやめて被災地支援を2・7全国中小業者決起大会」(2月7日)の成功に向け、日本米穀商連合会(日米連)や全国水産物商業協同組合連合会(全水商連)など5団体を訪問。大会参加や開催趣旨への賛同を申し入れました。

【日米連】インボイス廃止こそ 「参加検討したい」

日米連の相川英一専務理事(左端)と懇談する全中連の太田義郎代表幹事(左から3人目)と鈴木正彦幹事(右端)

 名古屋市内で「お米の太田屋」を営む太田義郎代表幹事(全商連会長)と鈴木正彦幹事が訪問した日米連。応対した相川英一専務理事が開口一番、「インボイスは何としても廃止させてほしい」と切り出し、「大企業には税金を優遇し、補助金も出す一方、中小業者にはインボイス増税を押し付ける。こんなことはおかしい」と、せきを切ったように訴えました。米穀店の厳しい現状や地域コミュニティーの崩壊など、話題は尽きませんでした。太田代表幹事が「中小業者が果たしてきた役割を、今こそ、声を大にしてアピールしないといけない」と話すと、相川専務は「中小業者が元気になる時代にしたいですね」と共感。集会の趣旨にも賛同し、「参加も検討したい」と表明しました。

【全水商連】消費税減税は効果的 賛同「よく検討」

全水商連の千葉和男専務理事(右)に賛同を申し入れる全中連の岩瀬晃司代表幹事(中央)ら

 全水商連には、岩瀬晃司代表幹事と三浦謙一幹事が訪ね、千葉和男専務理事が応対しました。
 千葉専務理事は、鮮魚店の課題について、温暖化の影響で今まで通りには魚が取れなくなっていることや、日本人の魚食離れを指摘。「おいしい魚を安定的に食べてもらえるよう力を尽くしている」と話しました。
 消費税減税については「個人的にだが」と前置きしつつ、「物価が高騰し、給料が上がらない中、一番、効果的じゃないかと思う」と述べました。
 決起大会への賛同は「よく検討して、返事する」と表明しました。

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