「待ってました」と続々岩手・胆江民商 コロナ禍前の運営で
岩手・胆江民主商工会(民商)は先ごろ、第10回夜の街オリエンテーリングを開催し、初参加1店を含む12店舗、約50人が参加し、夜の街を盛り上げました。
昨年に続く開催。前回はコロナ禍の中、抽選会を省略したり、回る店舗を2店舗にするなどの対策を取りましたが、今回は、コロナ禍前に戻し、回る店舗数は3店舗、開会式・抽選会も復活させました。
1年ぶりの開催に「待ってました」と、受付時間の午後6時には参加者が続々と参集。グループは2人にし、回る店舗は受付時に抽選で水色の封筒を引き当てる形式に。「どこが当たった?」と2人でのぞきこんでいました。
開会式では、永澤茂幸実行委員長=スナック=が「コロナ禍の規制が明けて初めての開催。夜の街を楽しんでください」とあいさつしました。
佐々木良孝副実行委員長=賃貸=が飲酒運転撲滅宣言を読み上げ、佐藤美雪奥州市議(共産)の元気なスタートコールで、夜の街へ繰り出しました。
封筒を持ち、地図を見ながら指定された店舗へ向かう光景は、閑散とする平日の夜の街で、ひときわ目立っていました。
各店舗では、豪華なお通しや料理が並び、「おなかいっぱいで、もう食べられない」という声も。抽選会では、各店舗のサービス券が参加者全員にわたり、食事券の抽選時は特に盛り上がりました。
初めて参加した人は「遊び感覚もあり、面白い企画だね」「初めて行った店もあり良かった」と話していました。アンケートでも「1軒1軒のおもてなしがすごかった」「また参加したい」との感想が寄せられました。
参加店経営者が読者に 大阪・豊中民商 よる★すた4年ぶり
大阪・豊中民主商工会(民商)は11月17日、阪急宝塚線服部天神駅と南隣の庄内駅周辺(いずれも豊中市)で、4年ぶりに「よる★すた2023」(夜のスタンプラリー)を開催。韓国料理店や焼き鳥店、すし店、スナックなどの9店を巡り、40人がはしご酒を楽しみました。
参加費は1人3千円。4人1組になり、指定された3軒を回りました。今回は終了後の抽選会を行わなかったため、3軒目でそのまま飲み続けた人も。「楽しかった。またやってほしい」「大将が気さくで、漬物をサービスで出してくれた。おいしかった」などの感想が寄せられました。
参加店からも「コロナ禍の影響で、飲み歩くお客が減っていたので、こうしたイベントはありがたい」と喜びの声が。「にぎやかになって良かった。民商に融資の相談をしたい」と商工新聞を購読し、民商への入会も検討する参加店主もいました。
実行委員長の神澤誠さん=清掃=は「『よる★すた』を再開できて、うれしい。店側への参加要請が、自分の仕事が忙しい時期と重なって大変だったけど、来年は参加店と参加者をもっと増やせれば」と意気込みを語りました。