「お客がひっきりなしに来てくれて、良かった」「おもろかったから、定期的に開催してほしい」―。滋賀・大津高島民商は10月17日、「コロナ禍で客足が遠のいた飲食店を元気にしよう」と、大津市の京阪・びわ湖浜大津駅周辺で、7年ぶりに「スタンプラリー」を開催しました。
前売り券(3500円)を購入し、参加した飲食店13軒の中から、指定された3軒を3人1組で回るというもの。81人が浜大津の夜の街を楽しみました。
飲み屋街に近い川口公園に集合した参加者は、ルール説明の後、地図を見ながら1軒目へ。開始予定の午後7時前には、各店舗で「かんぱーい!」と歓声が上がりました。1軒当たりの滞在時間は約30分。他のグループと名刺交換したり、次の店をうろうろ探す参加者も。「知り合いの店があるから」と4軒回るグループもいるなど、思い思いに楽しみました。
午後9時前に、川口公園に再集合。参加店で使用できる金券5千円分などが当たる抽選会が行われ、当選した参加者は、金券を持って再び夜の街に繰り出しました。
佐倉正崇実行委員長=土木工事=は「川口公園に戻ってきた参加者のテンションが高く、盛り上がったのが分かった。『スタンプラリー』は、仕事起こしや社交の場にもなる。今後も、民商の目玉の取り組みとして充実させたい」と、今後の意気込みを語りました。