全国商工団体連合会(全商連)も加わる中央社会保障推進協議会(中央社保協)は8日、衆院第1議員会館で「軍事費の拡大ではなく社会保障の拡充を求める」をテーマに国会内集会をオンライン併用で開き、計約250人が参加しました。
佛教大学の岡﨑祐司教授が「戦争しない国の新たな生活保障への道」と題して記念講演。岸田政権が軍拡財源確保法によって予算の単年度主義や一般会計の決算剰余金の流用など「軍事費増大のために財政民主主義を破壊しようとしている」と指摘し、「日本社会は重大な岐路に立っている」「岸田政権は、もはや戦争準備に入っている」と強調しました。憲法の平和的生存権に基づいた「戦争をさせない運動と生活保障を求める運動を一体で進めよう」と呼び掛けました。
全労連の秋山正臣副議長は「『軍事費の拡大ではなく社会保障の拡充を求める署名』を全国で広げ、大きな世論を」と提起しました。
日本共産党の国会議員があいさつし、立民、れいわからメッセージが寄せられました。