第18回全国業者婦人決起集会 成功させて暮らしと商売守ろう|全国商工新聞

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 「インボイス中止!大軍拡・大増税許さない!」の思いを込めて、全商連婦人部協議会(全婦協)は6月5日、第18回全国業者婦人決起集会・国会行動を開催します。
 業者婦人の切実な願いである「所得税法第56条を廃止し、働き分を認めて」「物価高騰対策として、今すぐ消費税減税を」「国保に傷病手当・出産手当を」「憲法を守り、戦争のない平和な世の中に」などの要求を国会に持ち寄ります。
 政府は大軍拡の企てを推し進め、激増する軍事費を賄うため、国会では財源確保の法案が審議されています。暮らし関連予算の削減や大増税につながることは必至です。
 コロナ禍や物価高から事業の維持・再建を図ろうとしている中小業者やフリーランスにとって、消費税インボイス実施は大問題です。
 「10月から実施すべきは、インボイス制度ではなく、消費税5%への減税」の世論と運動を、いまこそ盛り上げる時であり、決起集会は、その絶好の機会となります。
 決起集会の当日は、東京に全国の仲間が集まり、業者婦人の声を、国会議員や各省庁に直接届けます。並行して午前中は、財務省前での集会も行います。
 午後は国会周辺の三つの会場に参加者が集います。オンラインを活用し、第1部は、国会議員との懇談で業者婦人の実態と要求を伝え、消費税減税と56条廃止の署名を国会議員に託します。第2部は、活動交流を通じて、全国の仲間と連帯を深め合います。
 締めくくりの国会請願デモと議員会館前での集会で、コールを響かせます。
 決起集会は、業者婦人の地位向上をめざし、国民・中小業者が安心して暮らせる社会の実現に向けて、行動を起こす取り組みです。1990年に第1回を開き、その後、2年に1回、悪政が次々につくり出す矛盾と正面から向き合い、暮らしと営業をかけて、たたかい続けてきました。
 いま各地の婦人部では、署名で対話を広げ、「もう一回り」「一人でも多く」と参加を広げる呼び掛けを強めています。
 いのち・暮らし・商売を守り「業者婦人が輝ける世の中」をめざし、業者婦人決起集会を大きく成功させましょう。

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