建設業者部会が開催 『特別教育講習会』が好評 石綿使用建築物の解体「現場に入れる」 新潟・魚沼民商 申し込み殺到|全国商工新聞

全国商工新聞

 新潟・魚沼民主商工会(民商)は2月26日、石綿(アスベスト)使用建築物の解体に関する「特別教育講習会」を魚沼市内で開きました。民商の建設業者部会が主催したもので、17人が参加。参加申し込み期限後も問い合わせが続き、高い関心が集まりました。

魚沼民商が開いた石綿使用建築物の解体に関する「特別教育講習会」

 杵渕政浩副会長=造園=が「4年前、建設業の会員から、フルハーネス型安全帯使用作業従事者の『特別教育を受けていないと現場に入れなくなった』という声が多くありました。そこで民商建設業者部会を立ち上げ、講習会を開こうとなり、これまでに4回開いてきました。こうした取り組みができるのは民商でしかありません。ぜひ仲間を誘い合い、民商を大きくしましょう」とあいさつしました。
 教育5科目・学科4時間半は、理事で塩沢支部の笛木壮さん=建築板金=が担当し、丁寧に講義。講義のなかで、「仲間づくりの機会になれば」と参加者に自己紹介を促しながら、「これからの経営で、自分一人の力では困難にぶち当たる時が必ず来ると思います。仲間同士で支え、かつ利用し合えるような関係はとても大切です」と訴えました。
 参加者からは「とてもいい講義だった」などの感想が寄せられました。

購読お申込みはこちらから購読お申込みはこちらから