景気と暮らし改善へ 消費税減税を今すぐ 各界連宣伝|全国商工新聞

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友人と共に署名に応じる男性

 全国商工団体連合会(全商連)も加わる消費税廃止各界連絡会(各界連)と社会保障推進協議会(社保協)は2月24日、東京・JR新宿駅南口で消費税率引き下げと社会保障改善を求め、署名宣伝を合同で実施。10団体から30人が参加しました。消費税率5%減税を求める署名に14人、インボイス中止を求める署名に7人、軍拡をやめ社会保障拡充を求める署名に4人が応じました。
 会社員の武市公平さんは「コロナ禍と物価高で、国民の生活が疲弊しているのに、消費税がいまだに10%なんて、おかしい。使い道もよく分からないし、政府は経済を回す気が無いのか」と署名。横浜市在住の女性も「減税に背を向ける政治家たちは、庶民の暮らしが分かっていない。せめて消費税を下げてくれれば…」と署名しました。
 全商連の岩瀬晃司副会長は「中小業者は、物価高騰と社会保障削減に、あえいでる。景気と暮らしを良くするには、世界100の国と地域が実施する消費税減税が最も効果的だ。大軍拡をやめ、大企業がため込む内部留保などを活用すれば、減税も、社会保障の改善もできる」と訴えました。

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